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ofulover pre. Suck it and see

 昨日は、2ndLINEで自主企画「 Suck it and see 」を行なう神戸の ofulover が来店。        今回の企画趣旨として『 YOUTUBEでMVがバズってる同世代のギターロックバンド 』って括りだ!          これまでだと・・同世代・同地域・同レーベル・ガールズボーカル・同編成などなど色んな趣旨や縛りのイベントがあったが、この括りは誰しもが考えてただろうけど素早く動いた者の勝ちだわな。        Mr.Nuts / ワヅカ / Mr.ふぉるて にゲストアクトの LINE wanna be Anchors を迎えたイベントは、面子の良さや趣旨の浸透度もあって ” 祝!ソールドアウト!! ”のようだ。         この他にも未公表の告知事が山ほどあって、若手界隈の中では上位に入るスピード感で動いてます。

ホストバンドとして責任重大だな!

 ほんとはトップバッターの Mr.ふぉるて から見たかったのですが、入れ替わり立ち代りでバンドマンの来店があってねー。          結局は、トリ前の Mr.Nuts → ofulover の2組しか見れなかった。         後で聞いたら、Mr.ふぉるて が持って来た200枚の音源がオープン直後に完売しちゃったようで!!         他の出演者でも音源がグッズが飛ぶように売れていたみたいで、この面子への関心の深さが伺える。           北海道から来た Mr.Nuts は、イベント趣旨であるYOUTUBEでバズってる「 帰り道 」を前半に持って来てて、その趣旨に沿ってMVになっている楽曲を中心にセットリストが組まれてました。         大阪ライブで、この光景を見たのが初めての経験だったようで、エモめなMCも前回に見たライブより熱かったな!         中盤に ” 二十歳になりました ”なタイトルの新曲~「 僕らの 」の流れが良かったな!          当然、まだ年齢の若さから来る荒さはあるが、バンドのスタイル的に荒さを ” 生々しさ・泥臭さ ”に変換して行ければ!        打ち上げ帰りの夜中にメンバーがチョロっと挨拶をしに来てくれたんだけど、ステージで見るふてぶてしさは鳴りを潜めてて、片田舎の純な悪ガキって感じだった。
 トリ出番の ofulover が始まる前に、中学生?高校生?とおぼしき少女達が「 間に合わんー! 」と言いながら、結構フロア抜けしちゃっててね。         遠方から来たのか、門限が22時くらいなのか・・今回、ほとんどのお客さんが10代って聞いたので仕方ないよね。         その分、 Mr.Nuts ライブ時には入れなかったスペースまで行けるようになったので、ワシとしては有難かった。           企画の趣旨は前述した通りですが、この面子の中でひとつ頭抜けしたライブをするってのが裏趣旨であったんだけど、今回見た感じだと他の出演者との差を見せ付けるって所には、まだまだ程遠いライブだったな。        ダメなライブだった・・って訳ではなく、各バンドともベクトルは違えど『 今日は全部掻っ攫う! 』勢いでライブをしていて実力は拮抗してた。         ライブの方は、全体のステージングと演奏陣の技量は、見ていた関係者の方達も褒めてた!          Vo.Gt.中本君がねぇ・・緊張?気負い?なのか喉が大分と締まっちゃってファルセットやピッチが不安定になっちゃってた。        あと2・3回見てみないと判断出来ないけど、曲に拠っては半音下げした方が良いのかも?          18年10月6日にリリースするシングルから「 風を刺す 」を披露してましたが、ワシがイメージする疾走感はまだ出せてないかな?        ここからガシガシとセトリに組み込まれて行くので、演り込んで感覚を掴もう!           MVがバズってる「 自惚れ 」曲前MCからの曲入り~後奏まで、そしてラストの鉄板曲「 二号線 」までは完成に近付いたね!         煽りを入れたくなる曲で、煽りを入れず自然とハンズアップさせるスタイルも定着して来たし、彼らが目指している ” ルーズ&クール ”な格好良さが出て来た!
※ 18年8月29日@新宿SAMURAI
「 Suck it and see 」東京編
ACT: ofulover / Mr.Nuts / ワヅカ / the shes gone / LINE wanna be Anchors
※ ofulover の音源はお店にあります!

詳細は→ < コチラ >
Mr.Nuts HP https://mr-nuts.themedia.jp/
ofulover HP http://artist.aremond.net/ofulover/
 15年以上前だと、所謂 ” シーン ”ってのは、メディアなどオトナが敷いたレールにバンドが乗せてもらい造って来た感があったが、YOUTUBEの出現によってアーティスト主導で ” シーン ”の火を点ける事が出来るようになってきた。         逆に、もうメディアを含むオトナ側が後塵を拝する事になっててね。( そこに気付いてないオトナが多いのが厄介だ )         今回の趣旨って YOUTUBE が無ければ出会うのが大分と後になっていたであろう活動地域もサウンドカラーもバラバラのバンドが YOUTUBE という旗に集まったのは時代性だな。          まだ今回は、小さな小さな火が灯っただけなので、それぞれのバンドが自分の炎を強くして行けば、再集結した際には誰もが納得する大きな火になってるんじゃないかな?          数年前の関西だと KANA-BOON / コンテンポラリーな生活 / ジラフポット / オトワラシ が提唱してた 『 ゆとり 』THE ORAL CIGARETTES / ココロオークション / シナリオアート / Brian the Sun らを輩出した『 宇宙フェス 』なんかは、小さな火から ” シーン ”を造ったと言っても良いでしょう。         そのどちらも「 関西の同世代 」って縛りだったけど、このネット時代だと距離の概念が無いので、全国で10バンドが同じ趣旨の下に集結すれば、ある程度の ” シーン ”が造れますよねー!         勿論、そこから各バンドが趣旨をブラさず、スピード落さず、大きくなり続け、継続して集結するってのが条件になってくるけど。         これだけライブ本数を見ていると、偶に『 あっ!小さな火が灯ったな! 』って企画もあったりするが、出演者が気付いてなかったり、火を大きくする術を持ってなかったり・・で、直ぐに火が消えちゃう事が多くてね・・。         今回、 ofulover が提唱した趣旨は、ありがちな括りだけど今の10代にとっては関心度の高い企画なので、他にもMVがバズってるけど関西ライブが少ない所を狙って行けば面白い事になるんじゃないかな?、

音楽
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