RED HOME PARTY-2025- Day.7-8

　数日前から『む？これは風邪の初期症状か？』と体調の低下を感じていたが、寝正月にはしたくないので、ここは奮発して激安の袋ラーメンではなくて、高級品の「中華三昧」に加えタイムセールで半額になってたカット野菜２袋を購入し、暴食してみたところ・・見事に体調が回復した！！　　　　　　　　んー多分、栄養失調が原因なんでしょうな。

　晩からは、２ｎｄＬＩＮＥで行われている９日間に渡る年末イベント「 RED HOME PARTY-2025- Day.7 」を見に行く！　　　　　　　　　　　ライブを見たのは・・ヨイズの後半～ Mercy Woodpecker ～ 606号室の３バンド！　　　　　　　　特にヨイズは、来年２月のライブを以って解散しちゃう事もあって、これが大阪でのラストライブになるのかな？

　ヨイズなぁ・・曲幅が広くて、演奏の精度が高く、ワシ的に『いずれ KOTORI みたいにフジロックに出るんちゃうかな？』と思ってただけに解散は残念だ。　　　　　　　　さすがに大阪ラストとあって、泣いてる方達が多かったな。　　　　　　　　　　後半に演った「ともしび」 は、曲の入り方を変えて大分とドラマチックなロックバラードになってて、後半に向かってエモく広がって終息して行く感じが良かったな。（そりゃ泣いちゃうよねー）　　　　　　　　　　　もう自分達がトリ出番だ！ってくらいのライブをしてたんで、後出番の Mercy Woodpecker はやり難いんだろうなーと思ってたけど、少しウェット感のあったフロアの温度を一気に上げに来た！　　　　　　　　　今回はね、もうＤｒ．黒田君のスネアですよ！　チューニングもそうやけど、打音が曲調にバッチリ！　アタックしてからのリバウンドを利用した引き動作も上手く、芯の太い質感。　　　　　　　　　　　この年末イベントで見て来た中で（サウンドの違いもあるが）一番スネアの出音が良かったのでは？　　　　　　　　　　　中盤に演った「失風ラブソング」 「 OVERDRIVE! 」 は、めっちゃメジャー感のある曲で、別に地元の熊本県を揶揄する訳では無いけど、ずっと県内だけで活動してても書けた曲なのか？東京・大阪など各所へのツアーをしてなければ書けてなかったのでは？ってのは検証してみたいところ。　　　　　　　　　そして、名曲の「トビウオ」ですよねー！転調構成のタイミングが良いのでブチ上がれる曲。　　　　　　　　そして、トリ出番の 606号室は、「だらしない2人」 からスタート。　　　　　　　　　　Ｐｆ．円花ちゃんのプレイが光ってたね！　曲調に合わせた音色選びにセンスあるし、ガンガン主旋律に絡んで前に出て来てたしね！　　　　　　　　　恐らくＶｏ．Ｇｔ．昇栄君が曲を作ってるんだと思うけど、パレード調の爽やかな曲からドープな曲まで幅が広くて、初見受けも良さそうなメロディーラインの作り方も上手い。　　　　　　　　ボーカリストとしての雰囲気もあって、 SEKAI NO OWARI や Mr.ふぉるてが好きな方には反応してもらえるかと。　　　　　　　　　　何度かライブを見てるけど、やはり課題はボーカルのスタミナだな。　後半に行くにつれ、ピッチのヨレや呼吸の浅さが出ちゃってる・・ここさえクリアしてくれば！！

ヨイズ Twitter @YOI_S_
Mercy Woodpecker Twitter @MercyWoodpecker
606号室 Twitter @606_official

日が明けて、今日はジャケットデザイン案件で草案を提出→ 修正要望が来て → 草案を提出 → 修正要望が来て・・の繰り返しで変則的に２ｎｄＬＩＮＥと店を行ったり来たりしながらライブを見る。　　　　　　　　　この年末イベント「 RED HOME PARTY-2025- Day.8 」ともなると、仕事納めをした方達も参戦してくるので、昼過ぎからエエ感じでフロアが埋まってますね！　　　　　　　　　　ライブを見たのは・・ Seskimo の後半～ pug 、タイガーリー、 Daisycall の４バンド。（大分と中座してます）　　　　　　　　Seskimo は２番手と言う早い時間帯でしたが、こないだＶｏ．Ｇｔ．藤本真由が店に挨拶をしに来てくれた際に「見に来てくださいねー！」と言ってたので、後半からですがライブを見る！　　　　　　　　　丁度、前回ライブを見た際に耳に残った「光る海」を演ってるところ。　　　　　　　　　　来年も大阪には定期的に来るって話をしてたけど、サウンドの方向性はどうするんやろうか？　今まで通りにパンキッシュな曲をメインにしていくのか？ポップス要素を強めにして行くのか？は気になる所。　　　　　　　　　　　そのままの流れで２ｎｄＬＩＮＥには久々に出演する pug で、１ｓｔアルバム「 FEEL SO GOOD 」を引っ提げて、課題を掲げたツアーやイベントに出演した成果の見えるライブでした。

※ pug の１ｓｔアルバム「 FEEL SO GOOD 」はお店にあります！
詳細は→ < コチラ >

　恐らく地方ではフロアにお客さん１桁＋出演者な寂しいライブを経験して来たんでしょうね。　　　　　　　　　何を足して、何を削るか？で土台がしっかりして来てブラッシュアップされたステージング。　　　　　　　　エモめのギターロックサウンドから、ツーステ曲を増やして踊れるパンクバンドな方向性もハマったのかもね。　　　　　　　　　以前は、BPMが２００を超える曲でテンポのヨレが見られたが、リズム隊がタイトになって来たなぁー。　　　　　　　　　バンド未経験、ノリでバンド活動を始めましたー！って所からライブを見てるので感慨深い。　　　　　　　　　　今年は、土台固めの為に「場数」を主軸に動いてたけど、来年は「質」に移行しても良いのでは？

　次に見たのが、まだ結成４か月のタイガーリーで初めて見たライブに衝撃を受けたんだよなー。　　　　　　　　　　前身バンド時代を経ての結成って事もあるけど、メンバーの意識や方向性が合致してるのがライブから伺える。　　　　　　　　　まだ結成４か月ながら、各々が ” 今すべきこと ” を理解できてるのが、ライブの突進力に繋がってる。（板歯目を初めて見た時の感覚に似てる）　　　　　　　　　　　とにかく衝動性の高いライブは、初めてライブを見る方が９割近いアウェーのフロアでも（思わず）ハンズアップを誘発できてました。　　　　　　　　　　　　荒々しいパンキッシュな曲だけかと思いきや、新曲はポップス要素が強めの淡いラブソングで新たな一面を披露してくれてました。　　　　　　　　　代表曲 「一等星」 は、Ｖｏ．Ｇｔ．あきほちゃんが汗だくで熱唱し、Ｂａ．ともかちゃんがフロアを睨みつけて飛び跳ねて、てんやわんやでしたね！　　　　　　　　　来年は色んなサーキットに誘われて、夏以降は知名度が上がってくると予想しておく！　　　　　　　　　　　　トリ出番の Daisycall は、年末イベントのトリやから？最近どういうライブしてるのか分らんけど、彼らのライブを見て初めて「アホアホやんけ！！」と思った。（メッチャ良い意味で）　　　　　　　　　　　今まで、熱量は高かったけど、一皮剝けないもどかしさを感じてたけど、Ｖｏ．しゅんしー君を始めメンバー全員がアホアホで良かった！　Ｖｏ．しゅんしー君は、お客さんに飛び乗って肩に立たせてもらってたし、サークルモッシュさせてたしな！　　　　　　　どのタイミングなのか知らんけど、何かの切っ掛けで ” 格好良い ” の概念が変わったんやろうね。　　　　　　　　　　　　このアホアホで何をするのか分らんライブが出来るなら、もう一息！！　普段の生活の中では「空気を読む」ってのは必須のスキルかも知れんけど、ことパンクのライブでは「空気は読まずに、吸って吐くだけでＯＫ！」　まだまだフロアの空気を読みに行ってるのがバレてるので、そんなのパンクロックには要らんので捨てちゃえー！