昨日は、STUDIO246様からの紹介で来店された方とCD制作についての相談を受ける。 恐らく私よりも年上の方で、長らく活動してきた証として「 最初で最後のCDを作りたい 」との事。 やはり世代的にデータよりは形として残したい気持ちが強いようですね。 話を聞いてみると、此処まで作ってきた曲から選抜したとは言え曲数が多い。 CDの収録時間も限界があるので、曲数を削ってもらうか・リアレンジしてもらうかして範囲内に収めて欲しいところ。 ジャケットデザイン周りについては大まかなイメージを頂いたので頑張ります!
晩からは、2ndLINEで行われている定例ブッキングイベント「 歌心 」を見に行く! Twitter上で気になっていた ハイドアウト と DAYBAG の2バンドを見る。 東京で活動する ハイドアウト は、女性ボーカルの4人組バンドで初めての大阪遠征のようだ。 そのVo.Gt.汐おんちゃんのつぶやきがタイムライン上によく出て来てたので気になってました。 初めて見る ハイドアウト のライブは、どのメンバーが作曲しているのかは分らんが、全曲めっちゃキャッチーで聞き易い! 以前に見て『 おー!キャチー! 』と思った ミーマイナー ばりにポップなメロディーラインや! 中盤に演ってた裏打ちの2曲「 エスケープ 」と「 バグ・アウト・リテラシー 」は良かったなー! しかしながら、後半のMC内容や「 来夏 」 での言葉のチョイスを聞くに、Hakubi の片桐ちゃんに似た抒情的なセンスを感じた。 今回は初の大阪遠征とあって、彼らお目当てのお客さんが多かったな! 前から数列は100% ハイドアウト お目当ての方々やった! セトリは、持ち曲の中でも聞き易く初見受けの良いキャッチーな曲で組んでたんだろうけど、この感情を薄衣に包むような言語センスを活かしたバラードは聞いてみたいところ!
ハイドアウト Twitter @hide_out09
トリ出番、DAYBAG のライブは数か月ぶりくらいに見る。 グルーヴィーな「 94 」からスタートしたライブ、2曲目にタイトル通り持ち曲中では最速ポップな「 快速急行 」を持って来てた! 中盤にシャッフル系でピアノとベースで引っ張っる「 TOO 」を演ってたんやけど、何故かベースが後ろに行っちゃってね・・。 ここ数か月、グルーヴの強化で頑張ってきてガンガンとリズムで引っ張って欲しいのに『 何故、後ろに回る?ベースが前に出て引っ張らないと! 』と思ってて、結局、最後までベースは前に出て来ず終演・・。 このバランスは不味い!と思ったので、Ba.谷口君に「 以前とは違ってベースは前に出て良いくらいグルーヴが強化されて来てるので、初めて見た人が『 このバンドってベースが引っ張ってるよね! 』ってくらい前に出ないと!! 」な話をしに行くと、どうやらリハ無しで音作りが納得かないまま本番だったのと演奏中にエフェクターが反応しなくなって・・との事やった。 んー!そりゃ仕方なかったね!ほんと谷口君が前に出るようになると大分と聞く方の印象が変わるので引っ張って行って欲しい! Vo.宗風君は、ハンドマイク時の歌い方に粘りが出てきてソウルフルになって来たなー! 歌い方は、そのままでOKなので後はパフォーマンスに広がりを持たせて行けば!
DAYBAG Twitter https://x.com/DAYBAG_official
終演後、フロアをウロウロしてたら、出演していた ニューアヤカ とライブを見に来てた カミカワユウナ の2人から「 ポスター貼ってくれー! 」と言われたので、ひとまずセカラン店内でパシャリ! 良い場所に貼っておきますねー!

※ 25年11月6日@2ndLINE
「 くるくる<3 」
ACT:ニューアヤカ / カミカワユウナ( 両者ともバンド編成 )
ニューアヤカ Twitter @newayaka_offl
カミカワユウナ Twitter @purintabetai74
日が明けて、今日は25年11月28日@MUSE BOXにて初めての企画を行うSSW 堀今日花 が来店。 今は20歳の学生さんで活動歴は1年くらい? とにかく場数を踏もう!って事で、色んなライブハウスやアコ箱に出まくってるみたいですね。 好きなアーティストや目標としているアーティストなんかを質問しながら、彼女から提出されたデモ曲を順に聞いて行く・・。 この恋愛を主眼にしてない歌詞の造りや一節目の歌い出しの節回し / 声質・・ん?誰かの雰囲気に似てる?・・んー?と考えながら、ワシの脳内ライブラリを遡って「 このアーティストは? 」「 この歌い方は? 」など順にシンガーを紹介していく。 その過程で、彼女がググーッと喰いついたのが ” 岩崎愛 ” やった!! 確かにそうやな! ガツンと彼女のツボにジャストミートしたようで「 理想像にメッチャ近いです!今日1の収穫です!! 」って喜んでくれた。 若手のブッカーさんは「 ??? 」かも知れないけど、10年以上ブッキングに携わってるブッカーさんだと必ず ” 岩崎愛 ” の名前は知ってるので、名前を出してみてブッカーさんの持ち札の中からテイストの合いそうな面子をチョイスしてもらおう! あと11月に行う初企画なんやけど、かなりのスピードで席が埋まってるので『 まだまだ先やし大丈夫やろ! 』と思ってる方は、気を付けた方が良いかもです。

※ 25年11月28日@MUSE BOX
「 そして帰り道はつづく 」
w: 星愛 / 美侑 / 遥瀬桜子
堀今日花 Twitter @hori_0407
晩からは、2ndLINEで行われている no-no pre. 帰る街、夢見た海を通り過ぎて を見に行く。 このイベントは、OSAKA MUSE / ESAKA MUSE / 2ndLINE の主要ブッカー3人衆が監修した全9組収録のオムニバスCD「 KAZAANA’24 」のリリースを記念して行われた約2か月間のツアーを経て、収録バンドがそれぞれの集大成を見せるべく各バンドが主催するツアーファイナルの no-no 版って事ですね。 ライブを見たのは、地元の先輩となる エダワカレ と no-no の2バンドで、持ち時間45分の長尺ステージでした。( トッパーの AKAMONE も見たかった・・ )

今日の エダワカレ は、2ndLINEのブッカーいっさ君( fr.Arakezuri )も絶賛レベルで、Vo.Gt.レレレちゃんが高パフォーマンスだった! 今年初めに 草野華余子 から歌唱についてのアドバイスを受けた事やリズムに対する考え方が変わって来た事によって ” リズムの中での泳ぎ方 ” が理解できて来たようで! 45分尺だと人気のオルタナ長尺曲「 二年前 」 「 さよなら群青 」を削らずセトリに入れる事が出来るので、硬軟織り交ぜた曲幅を見せる事が出来るね。 普段の30分尺だと4曲で終わる事もあるしな。 初っ端の「 スロウダンス 」 から『 む、これは! 』と期待値の上がるライブやったが、この時点ではフロアの反応はイマイチ。 ほとんどライブ初見だったようなので仕方ない、中盤~後半に進むにつれ ヒューヒュー!やイェー!な歓声やハンズアップな反応になってたね。 レレレちゃんが、感情の赴くままに泳ぐ姿に惹かれたんでしょうね。 そうなってくると演奏陣が、レレレちゃんに合わせるのか?彼女は勝手に泳がせてキープ重視で行くのか?によって、グダって聞こえるか・グルーヴに昇華するのかに分かれてくる。 これだけフリーテンポで歌われると、縦軸をどうするのか?の解釈でフロアの反応も変わってくるのでね。技量やセンス・アドリヴ性にも関わってくるね! 乗馬で例えると、手綱を引いたり緩めたり絞ったりで、馬のスピードを調整する感覚に似てる。 好きに馬を走らせることもあれば、騎手の考えるとおりに動いてもらう場面もあったりね。 そういう感覚を演奏陣で共有できれば、フジロックも見えてくると思うんだがなー。 なんかダメ出しみたいになってるけど、かなり高レベルの要求してます。 レレレちゃんに関して言うと、更なる高みを目指すべく ゴスペル を研究して欲しい! 日本でソウルフルなシンガーだと・・ EMILAND( ex.ズクナシ )の衣美ちゃんかなー?
エダワカレ Twitter @edawakare234
そしてトリ出番の no-no は、前回ライブを見た際に感じてたセンスの高さが炸裂しとった! 前出番 エダワカレ が主役の座を奪うようなパフォーマンスしてたんで、多少の力みが見られたものの no-no はセンスの高さで勝負ですな。 ツアーファイナルとあって、フロアの9割は no-no お目当ての方々で、その世界観に驚嘆してたみたい。 普段は入れてないと思うけど、VJがフロア後方からリアルタイムでステージに向かって映像投影していて、楽曲に合わせて変わる映像に夜空へ!海中へ!とトリップしてる感覚でしたね。 登場時や曲間、曲中にも環境音のバックトラックが流れてて、より没入感を促す演出でトリップ感が満載や! Vo.youちゃん(だっけかな?)の無垢な声質も相まって! 前回ライブで気になった「 観覧車 」と曲名が分からなかった「 oldsea 」が良かったな! 今日は8~9曲ほど聞いたのかな? 個人的には、少しオーガニック味のある楽曲はあっても良いのでは?と思った。 とにかく世界観の創り込みとサウンド含め演出センスが高いので、色んなアートとのコラボをして行って欲しい。 不眠旅行 / 帰りの会 / 短編画廊 辺りで見てみたいなー!
no-no Twitter @band_no_no_no
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★今までの主な製作実績→ コチラ
【例:国内・4Pフルパッケージ/100枚→¥71800-(込)、300枚→¥79000-(込)】
世界最大の音楽ストリーミングサービス「 Spotify 」にて前月にライブを見に行った、来店してくれたアーティストをメインに毎月月初にプレイリストで紹介しています。
プレイリストは → < コチラ >
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