それだけは信じてる！

　今日は、とあるバンドマンから「 こんな話が来たんですけど・・ 」って相談があった。　　　　　　　　・・どう考えても、ＮＯな話だよなー。　　　　　　　まだ、名刺の肩書きと過去の栄光で、インディーズバンドがホイホイ釣れると思ってる所が哀しいッス。　　　　　　　　一度も現場に来てないのに、「 一緒にやっていこう！ 」「 今までで一番の逸材だ！ 」って言われてもねぇー・・。
　哀しい話の後に来店したのが、 坊ちゃん と sleepydog で、元々仲が良くて、この大阪で偶然のブッキングとの事だ。　　　　　　　　sleepydog は以前ライブを見たことがあって、今後エモな方向に行くのかな？と思ってたが、０９年４月２２日にリリースされたアルバム「 air 」を聞くと、うたものに寄ってた。　　　　　　　　Ｖｏ．スルガ君が言うには ” セツナロック ”らしい。
　坊ちゃん は、埼玉発の３ピースバンドで、 LOVE LOVE LOVE と仲良しみたい。　　　　　　　バンド経歴が長いんだが、今回が初大阪なの？　　　　　　　ずーっとマイペースだったもんで・・との事。　　　　　　　　今まで音源も無く活動してたのか！？こりゃイカンと手を差し伸べてくれる人に出会えて良かったね。　　　　　　　　０９年５月２０日に１ｓｔミニアルバム「 東京タワーにのぼって 」がリリースされてます。
　次に、スクリーモ・メタルコアバンド crossfaith のセールスが絶好調のレーベル ZESTONE RECORDS が来店。　　　　　　　　レーベル設立以来、これだけのセールスになったのが初めてらしく、各所からのオファーの対応に追われてるそうだ。　　　　　　　ＣＤ不況と言われる中、こうやって現場発のレーベルが頑張っているのは頼もしい限りである。
crossfaith myspace http://www.myspace.com/thecrossfaith
ZESTONE RECORDS HP http://www.zestonerecords.com/
　閉店後は、 sleepydog と 坊ちゃん を見に行く。　　　　　　　　ちょっと仕事が押してしまい、 sleepydog のラス曲　「 君を想う 」（ 多分？ ）から見る。　　　　　　　　　前に見たのが、２年ほど前なので、音楽的に随分落ち着いた感じになったのな？　　　　　　　　　他の曲も見てみないと分からんが、Lead-off Hitter と対バンさせてみたい。
sleepydog HP http://www.sleepydog.jp/
　次が、お目当ての 坊ちゃん だったが、時間が押してて見れたのは前半だけだった・・。　　　　　　　　ウワものを打ち込み同期してて、サウンドは ホフ・ディラン を爽やかにした感じでした。　　　　　　　　　　フロントの２人が視覚的に ” 冴えない男の子 ”な様相で、ソコが逆にほんわかさせてくれる。　　　　　　　　　パウンチホイール / ストライカーズ / ウラニーノ 辺りとの対バンで見てみたい。　　　　　　　　全編見れなかったので、また大阪来てよねー。
坊ちゃん HP http://botchan.boy.jp/
　そこから、バイクを飛ばして 心斎橋Club★jungle へ シマクマガンホーズ というバンドを見に行く。　　　　　　　　ブッキングライブかなー？と思いきや、何かFM cocolo のインディーズ番組の公開収録も兼ねているみたいで、会場に集まった告知をしたいインディーズバンドが、次々にステージに呼ばれて、リリースやライブの告知をしてた。　　　　　　　　フロアはちょっとした交流会の名刺交換状態だった。　　　　　　　　僕の場合、初対面から１対１で、じっくり話をして、その人を知りたいタイプなので、こういうちょっと話して次の人・・ちょっと話して次の人・・って感じが苦手だったりする。　　　　　　　　行き場が無いなぁー・・とキョロキョロしてたら、砂漠のオアシス！！ めろでぃあん のＤｒ．絵里ちゃんが居たので、隣に座らせてもらった。　　　　　　　　絵里ちゃんも告知タイムでステージ上ったそうだ。
　お礼に告知をば！

※ ０９年７月１日にミニアルバム「 the blue planet 」がリリースされ、同月１０日＠心斎橋RUIDOで自主企画 ” human works ”を　AJISAI / ALL NUDE FASHION / CamelChair and more を迎えて開催！
めろでぃあん HP http://www.melodian.info/
　そうこうして２２時半近くになって、ようやく シマクマガンホーズ のライブが始まった。　　　　　　　　彼らは、女性Ｖｏ．のぞチャン他７～８人編成のへんてこなバンド。　　　　　　　　この女性Ｖｏ．のキャラがぶっ飛んでて、ちょっとアニメ声で駄々をこねるようにシャウトしながら唄うのだ。　　　　　　　　頭に出た言葉が、 ジャイアンじゃなくて ” ジャイ子リサイタル ”だった。　　　　　　　　　しかし、へ下手ウマって訳じゃなく、メンバーの土台にジャズ・声楽・クラシックなんかが見え隠れするほど、音色のタッチが素晴らしい。　　　　　　　次の予定が入ってたので、頭の「 ねっちょりベイビー 」しか聞けませんでしたが、歌詞もぶっ飛んでて、上手くエログロナンセンスが散りばめられている。
シマクマガンホーズ HP http://homepage2.nifty.com/simagung/
　帰りがけに、何年かぶりに tukikolove のツッキーに会った。　　　　　　　　相変わらず、年齢不詳の幼顔だった。（ 個人的にはさとう玉緒に似てると思ってる ）　　　　　　　　まだ、鼻歌で作曲してるんだろうか・・？
tukikolove HP http://www.tsukikolove.com/
　どのバンドも、仕事の都合と時間の読み間違いで、１曲ずつ程度しか見れなかったが、こうやって現場に足を運ぶ事だけを、絶対的に信じてる。　　　　　　　これだけは間違ってないし、今後もブレる事は無い！　　　　　　　現場最強！現場最高！現場来ねぇーでグダグダ言うなって！